人生において、一番の恋をした ⑴

 

こんばんは。

何も無くなったので、文をすき放題かけます。

今回の題名、謎ですよね。

身内にしかわからないと思います。なので、今から一つずつ書いていきます。

 

8月の5日。今でも覚えている。白のTシャツにクソ暑い中の黒のスキニー。黒いコンバース。リックオウエンスのグレーのトート。黒髪に幼い顔。ニコニコしながら来た。渋谷で初めて会った。会釈を交わして、彼のオススメの理系チックなお店に連れていかれるものの年齢確認され門前払い。辿りついたのは、個室の居酒屋。水槽が後ろにあって魚がひらひら泳いでた。

その男、名前はヨーヨー(仮)とする。正直、この日で惚れてしまった。大学受験の話から、彼の大学の話、東京の話、いろんな話をした。彼はとても優しかった。初対面のただの私に、「新歓って危ない所もあるからなんかあったらすぐ言ってね!俺が飛んでいくから!」って、言ってくれた。真剣な眼差しで。真っ直ぐに澄んだ目、嘘つくことない目だった。今まで澱んできたものに触れたことがないんだろうなという感じの、純粋な目だった。純粋な目に泳がされて、気付いたらホテルに居た。

 

あぁ、またやってしまった。と思った。翌日、私は京都に行かなければならないのにも関わらず、早大生と寝てしまった。抱かれながら、本当に俺の事好きなら明日京都なんか行くなよ、一緒に居ろよって言われた気がする。彼がそんな強い発言するのは、その日だけだった。その後、妙な嫌悪感に駆られるではないか。俯きながら渋谷の吐瀉物に塗れた、ホテル街を歩いていた。私が、すねている事にヨーヨーは気付いたんだ。ヨーヨーは、肩を持って揺さぶりながら「そんなしょんぼりしないでよ。俺、梢ちゃんと会えて本当に嬉しかったし楽しかったんだよ。好きって言ってくれたのも本当に嬉しかった。けどまだ今日しか会ってない…」って言われたその時だった。何だか悲しくて泣いてしまったのだシクシクと。ヨーヨーは、困った顔をする。困り眉でぱちっとした目を困らせて、何を言うのかも思ったら「梢ちゃん、俺の事まだ何も知らないじゃん、なのに困るよ。例えば俺が英語喋れることとか知らないでしょ?俺、帰国子女なんだよ。何も知らないよね俺の事」って言われた。その通りだと思った。当時の自分を見て、今すごく馬鹿らしいなって。けれども、2人は仲直りしヨーヨーは私の宿泊先まで送ってくれたんだ。その日だけで二人の関係は終わらなかった。